May 26, 2005

『名探偵モンク』

くどいくらいがちょうどいい。BS2で放映されています。『名探偵モンク』(DVDの発売は未定のようです)。NHKの公式ページはこちら。現在は2ndシーズンが放映中。

とにかく主人公の壊れっぷりがハチャメチャで大笑いしながら見ています。ここぞ、というところで期待どおりにやってくれますから。こうして極端に誇張された症状を笑っても良いものか?……と思わないでもないですが、病気そのものではなく、誰にでもあるようなこだわりや癖をコミカルに強調表現している、と考えればなるほど、これだけの親近感の理由も確かですね。

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May 14, 2005

『笑の大学』

『笑の大学』それはセールスポイント。星護監督、三谷幸喜原作・脚本、役所広司、稲垣吾郎出演、『笑の大学』。

検閲官と劇作家という役者二人だけの舞台の映画化。上演を中止させるため検閲官は無理難題を吹っかけ、劇作家がそれに応えれば応えるほど、なぜか脚本は面白くなっていく……というこのあらすじ、というか型を聞いただけで観たくなった作品。期待しただけのことはありました。

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May 13, 2005

『エッジ・オブ・アメリカ』

女子バスケットボールを題材にしたスポーツものが珍しかったから、という理由で観たのですが。クリス・エア監督、ジェームズ・マクダニエル、デランナ・ステューディ、ジェラルディン・キームズ、イレーヌ・ベダード、ウェス・ステュディ出演、『エッジ・オブ・アメリカ』、2003年・アメリカ。昨日の夜、衛星第二放送で放映。

ユタ州の先住民族居住地域の高校に赴任したアフリカ系アメリカ人が、女子バスケットボール部のコーチとなって、チームを全国大会へ導く……としたらあまりに表面的なあらすじ。このスジは実話をもとにしたらしいので外せないところですが、きちんとテーマも掘り下げられていて、ラストでは少しジーンとしてしまいました。

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May 08, 2005

『ウィル&グレイス』

『ウィル&グレイス』待ってました! 『ウィル&グレイス』。NHKのページはこちらから。

昨日(土曜日深夜)から2ndシーズンの再放送が始まったということで(録画して)見たのですが、やっぱり面白かった! ようやく性に関する問題が問題として取り上げられるようになってきたけれど、やっぱりトピックとしては敬遠されがちな日本の、それも国営放送で、これを放映しているんだから見なきゃソン。キワドイ台詞が出てくるたび、このチャンネルはNHK、と言うのがスパイスになってしまって……(笑)。

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May 07, 2005

『交渉人』

『交渉人』交渉人が交渉人を指名した理由とは。サミュエル・L・ジャクソン、ケヴィン・スペイシー出演、『交渉人』。

身内殺しの汚名を着せられ、誰に裏切られたのか分からないまま立てこもらざるを得なくなったサミュエル(役名ではなく役者名です、念のため)と、そのサミュエルに指名され、やはり誰が敵味方か分からないまま役についたケヴィン(繰り返しですが、役者名です)。立場の別れた二人の交渉人のやり取りも見事ながら、サミュエルを抹殺しようとする警察の動きもどこまでが暴走で、どこまでが陰謀なのか、最後まで予断を許さないスリリングな展開で、目が離せないこと請け合いです。

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May 03, 2005

『グーニーズ』

『グーニーズ』このマイキーがっ! 変わり果てた姿に……。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮・原案、ショーン・アスティン主演、『グーニーズ』。ご存知の方はご存知ですが、『ロード・オブ・ザ・リング』のサムはマイキーですね。確かに面影や仕草に「らしさ」も残っていますが……寄る年波のおそろしさ。

一攫千金という私的な目的でも、世界を守るという壮大な理由でもなく、この街で気の合う仲間と暮らし続けるため、という動機づけが泣かせるところ。危険な罠たっぷりの洞窟も現在となっては子供向けアトラクションのように見えるけれど、そこでの冒険で描かれるグーニーズの友情は、世代を経ても変わらぬ尊いものを教えてくれます。

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May 02, 2005

『ビッグ』

『ビッグ』この作品でトムもビッグに? ペニー・マーシャル監督、トム・ハンクス主演、『ビッグ』。トム・ハンクスにとって『スプラッシュ』に続いての映画二作目、そしてアカデミー主演男優賞にノミネートされた作品。

つかの間、大人の世界を垣間見る少年の物語を下地に、彼の親友や恋人からの視点が丁寧に重ねられ、情感に溢れながら調和のとれた素晴らしい作品です。

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April 30, 2005

『スウィングガールズ』

『スウィングガールズ』けっきょく映画に何を求めるということでは。矢口史靖監督・脚本、上野樹里、貫地谷しほり、本仮屋ユイカ出演、『スウィングガールズ』。

よく『ウォーターボーイズ』と対で紹介されていましたが、観てなるほど、確かによく似た作品。公表されているあらすじだけで、ストーリーはほぼ掴めてオチまで読める……けれども面白さは伝わらない、というところが。それを強いて例えるなら、幹以外の枝葉がぜったい面白いと言ったところでしょうか。

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April 29, 2005

『ターミナル』

『ターミナル』トム・ハンクスの怪演というか妙演が光ります。スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ出演、『ターミナル』。笑えるし、涙もある。でもちょっとだけ物足りないような、まあ満足なような?

一言にしてしまえば、空港を舞台にしたサバイバル劇。ただ通常と違い、空港に勤める人々からの視点というのがミソ。言葉も文化もちがう、何を考えているのかさっぱり分からない侵入者に、いつの間にか親しみと愛情を感じてしまう観察者の視点。観客も自然とそれに同調させられます。

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April 28, 2005

『どら平太』

『どら平太』冒頭の脚本の面子で観ちゃいました。市川崑監督、役所広司、浅野ゆう子出演、『どら平太』。市川崑、黒澤明、木下恵介、小林正樹。これだけで観たくなってしまいます。並んだビッグネームは伊達ではないっ。詳しい情報はこちらこちらで。

とにかく痛快な娯楽作。腕も立つし頭も切れる主人公が、犯罪地域と藩の重鎮たちとの癒着にどう立ち向かうか、その手際の良さが見もの。その主人公こと「どら平太」を演じる役所広司がはまり役。のらりくらりとしたお調子者っぽさ、藩の重役たちを一喝する迫力、組織の親分たちの懐に容易く入り込むはったり、けれども女には弱い。硬軟双方がサマになっていて、この主人公が作品の魅力のひとつとなっているのは間違いありません。

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