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March 19, 2005

『あさ/朝』

『あさ/朝』自分で詩集を買おうと思ったのは初めて。ネスカフェのこのCMで一目惚れです。谷川俊太郎文、吉村和敏写真、『あさ/朝』。

とは言え、CMが放送されていたのはだいぶ前。でも最近になって、書店の平積みで見かけた瞬間に思い出しました。テレビの前で心震えたこと。終わりの画面に出てくる「谷川俊太郎」という名前を力いっぱいメモしたこと。(そしてそのメモがどこかへ行ってしまっていたこと。)

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March 18, 2005

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス共演、スティーブン・スピルバーグ監督。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。

才能豊かな犯罪者とそれを追う優秀な捜査官。ルパン三世的な面白さ、と言ったら大雑把すぎ? 大胆不敵に犯行を重ねるディカプリオと、ユーモラスで人情味あふれるトム・ハンクスの対比で楽しませてくれます。

悪者を単純な愉快犯に仕立てると作る側は楽かも知れません。また家庭の愛に恵まれず世間に理不尽な敵意を抱いている、というのもマンネリですね。そんな設定を、ちょっとないくらい小気味良いラストに上手くつなげている点で、もの凄く好ましい作品です。

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March 17, 2005

いくら使えば趣味?

「ひと月にいくらぐらい本に使ってるの?」
と、突然聞かれ、
「い、一万円くらい……」
「ふーん。そりゃ立派な趣味やね」
弟よ、金額の問題なのか?

あとで確認すると、それは最低ラインでした^ ^ ; つねづね「本より服を買え」と言われている弟には言えません!

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March 16, 2005

『名前のない女たち』

『名前のない女たち』センセーショナルなオビの文句につられて読むと、確実に痛い。中村淳彦著、『名前のない女たち』。

古本屋でまとめ買いの中に挟んだのは、まったくの興味本位から。あからさまに言ってしまえば、「体を売る」女性の心理を知りたかったからですが、よく考えると、この手の本でそれを得られるはずない気がします。本を売る側は多数派の常識に訴えるため彼女たちの「堕落っぷり」を誇張したいし、本を書く側は多数派の常識を覆し自己を正当化するため極端な「自由」と「先進性」を訴えたい。

そんな状況の中、最初は興味本位だったこの本との出合いは稀有な偶然と言えるかも知れません。著者の視点のバランスが非常に良いのです。隣人に対する目線というか、そこに居ることに対する許容と、批判だけではない穏やかな思いやりを感じます。背表紙には表題の枕詞として「企画AV女優20人の人生―」とありますが、単なる20人ではなく、様々な20通りの「体を売る」女性の在り方を見せることに成功しています。

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March 15, 2005

『手話の世界へ サックス・コレクション』

『手話の世界へ サックス・コレクション』朝日新聞朝刊に「手話も左脳で理解 日本語と同じ、実験で明らかに」という記事を見つけて思い出しました。オリバー・サックス著、 佐野正信訳『手話の世界へ サックス・コレクション』。

記事には「手話は意思疎通の単なる手段のひとつではなく、日本語や英語と同様の高度な言語かどうか、長年議論になっていた問題に、一つの答えを出したことになる」とあります。もちろん門外漢なので、対立する陣営のそれぞれにどのような論拠があり、どのような論争があったのかは知りません。とは言え『手話の世界へ』を読むと、答えを導いた件の実験結果も、今さらという感想を持ちました。

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March 14, 2005

『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』

『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』長いタイトルとうらはら、「考える」ことを平易に説いた本。野矢茂樹著、植田真絵『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』。

「哲学絵本」と銘打ってあるように、字は大きく行間広く、挿絵も多い読み易い本です。口語体で書かれていることからも、子供も含めた幅広い年齢層をターゲットにしているのでは、と思います。もっともそうでなくても、小難しいというか、長ったらしいというか、直感的にわかりづらいタイトルはいかがなものか、とも思うのですが。

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March 13, 2005

こりゃまったく

身の回りにいる人は知っていることですが、自分の事情を省み、こんなことやっている場合かと自爆。他にするべきことはいくらでもあるのに。

こんな長さのひとり言をちょこちょこ書くぐらいなら、歯みがきやトイレ程度の負担。とは言え、毎日ってのはね。単に毎日続けるだけじゃそれほど意味ない……とも思うし。大した内容でもない、とも思うし。

予防線張って言い訳くさいけれど。つまりは酒入って相当眠いのデス。今日も何とか更新。単なる更新。

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