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May 08, 2005

『ウィル&グレイス』

『ウィル&グレイス』待ってました! 『ウィル&グレイス』。NHKのページはこちらから。

昨日(土曜日深夜)から2ndシーズンの再放送が始まったということで(録画して)見たのですが、やっぱり面白かった! ようやく性に関する問題が問題として取り上げられるようになってきたけれど、やっぱりトピックとしては敬遠されがちな日本の、それも国営放送で、これを放映しているんだから見なきゃソン。キワドイ台詞が出てくるたび、このチャンネルはNHK、と言うのがスパイスになってしまって……(笑)。

しっかり者のゲイのウィルと、同居しているハチャメチャなグレイス。もちろん男女の関係にはならないけれど、お互いにどこか気になる。この主人公たちの微妙な友人以上恋人未満の関係を軸に、ふっきれてるオカマなジャックと、言いたい放題でタフなカレンを絡ませたシット・コム。

笑いの主因はとんちんかんなジャックの言動だったり、かなりズバズバなカレンのツッコミだったりしますが、そこで好き勝手できるのはウィルとグレイスの関係あらばこそ。この軸がしっかり?しているから、超個性的な面々が飛び廻れるのです。

異性でも同性でもない……だと違いますね。異性にも同性にも、そして恋人にも恋敵にもなれると言ったところでしょうか(字面にすると改めて凄い)。時にお互いの恋を応援し合い、時に一人の男を巡ってケンカし、時にお互いを意識し合う。一組の男女であるものの、向き合い方も、距離のとり方も、かなりフレキシブル。

二人の立ち位置を変えただけヴァリエーションが生まれますから、作り手としてこんなに便利なツール(シチュエーション?)はなかなかないでしょう。当然、準主役のジャックとカレンも、一回限りの脇役でも、好きなように登場して、好きなように絡んでいく。本家アメリカで人気シリーズというのも納得です……単にきわどい会話だけでは評価はされません。

セクシュアリティやジェンダーがデリケートな問題なのは言うまでもありませんが、時にはそこからちょっと離れ、自由な視点でこんなドラマを楽しんでみるのも良いんじゃないでしょうか。……元気で、生き生きとして、少々の悩みがあっても他人を笑わせられるほど幸せそうな彼らを。そう、せめてコメディーとして。


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