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April 10, 2005

『陽だまりの庭で』

難しいこと言わずに。フィリップ・ド・ブロカ監督・脚本、クロード・リッシュ、サロメ・ステヴナン出演『陽だまりの庭で』(1995フランス)。いつもだったら、詳しくはamazonや他のサイトを参照、としてしまうところ。マイナーな作品なんでしょうか? なかなか情報が集まりません。仕方がないので自分でフォローいれます。BS2の深夜枠で見つけた映画です。

ナチス占領下のパリ。祖父母のもとを訪れた父親とその娘。娘の誕生日を祝うためですが、祖父と父親はケンカ。父親は娘をおいて家を飛び出し、不幸にもドイツ兵に捕まって処刑されてしまいます。孫娘に父親の死を告げられない祖父。孫娘を引き取り、父親はレジスタンス活動に参加しているためしばらく帰らない、と嘘をつきます。父親からの手紙やレジスタンスとしての立派な活躍を偽装する祖父。しかし娘がホンモノのレジスタンスと出会って父親のことを話したから大変。今さら死んでいるとは言えず、父親の代わりに祖父が活動へ参加することに……。というのがあらすじ。

戦時中が舞台なものの陰惨な描写は非常に限られ、子供や家族向けのおとぎ話の雰囲気です。暖かいユーモアに溢れ、ところどころにピリッと皮肉を効かせているのが隠し味。構えずに軽い気持ちで観るのが正解でしょう。祖父と孫娘が月夜の屋根を歩く場面や、妖精の格好の孫娘が空を飛ぶ場面など、美しい映像も印象に残りました。……どうも子供と動物に点が甘くなるのは仕方ありませんね。ツッコミとかツジツマとか、そういうのを脇に置いて、素直にユーモアに酔ってしまう。ま、たまには良いか(笑)。


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