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March 14, 2005

『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』

『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』長いタイトルとうらはら、「考える」ことを平易に説いた本。野矢茂樹著、植田真絵『はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内』。

「哲学絵本」と銘打ってあるように、字は大きく行間広く、挿絵も多い読み易い本です。口語体で書かれていることからも、子供も含めた幅広い年齢層をターゲットにしているのでは、と思います。もっともそうでなくても、小難しいというか、長ったらしいというか、直感的にわかりづらいタイトルはいかがなものか、とも思うのですが。

とは言えこういう遊び心のある本は、それだけで好感が持てます。用がなくてもページを繰りたくなります。黒色でないインク、挿絵で紡がれるストーリー、その下だけページ番号が日付になっていること、凝った目次などなど。仕掛けに気づくたび嬉しくなれますから。

そうして手に取るたび、仕掛けだけでなく中の文章にも自然に目が行きます。「考える」って、「論理」ってなんだ? という、いかにもな問いが飛び込んできて、哲学な気持ちにさせられます。そんな気持ちになりたくて手に取ることもありますけど。たまにないですかね、哲学したいとき。


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