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March 26, 2005

「Heavenly」

『GOING UNDER GROUND [LIMITED EDITION]』いかにも垢抜けないインディーズ一枚目アルバム(リマスタリングされたボーナストラック付きの[LIMITED EDITION]ですが)の中で、これだけ別格の輝き。「Heavenly」。バンド名をそのまま冠した『GOING UNDER GROUND [LIMITED EDITION]』に収録です。

半分以上歌詞なし、インストゥルメンタルに近い楽曲と言えるかも。静かなイントロから、ミルフィーユのように(失礼! 空腹なもので……)丁寧に重ねられていくサウンド。疾走感を増し、やがて始まる短くも力強い歌詞。繰り返される最後のフレーズが途切れて細く小さく絞られた音は、それでも再び広がる気配を見せて、ふっと消える。

静から動、そして動から静へ。曲のダイナミズムが詞と完璧に同調し、劇的な相乗効果をあげています。旅立ちの春、よりも(詞にある通りの)情熱の夏の思い出でしょうか。未知へ踏み出す懼れ、それを振り切る勇気、さらにその先の未来までも。若さの放つ一瞬の輝きを、こうも鮮やかに切り取った曲を他には知りません。


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