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February 13, 2005

『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』

『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』一年ほど前の読了ですが。木村元彦著『誇り―ドラガン・ストイコビッチの軌跡』。

ストイコビッチの生い立ちから、その才能を認められるヨーロッパでの活躍、日本での異文化体験、ベンゲルが来て始まるストイコビッチと名古屋グランパスの栄光の時代、そして再びユーゴスラビア代表としての戦い、という流れ。その背景にはユーゴスラビアの分裂と内戦があります。

リアルタイムで彼を見てこなかったことを後悔する。と同時に、政治とスポーツが不可分であるという酷な現実。あるいは…、そんな現実のもたらした痛みが、妖精を血肉の具わった英雄へ変えたのかもしれない。そんなことも思いました。

しみじみと、そして今さらながらに、ストイコビッチとアーセン・ベンゲル監督が名古屋グランパスに居たというのがありえない奇跡だと認識。サッカー監督、というより指導者としてのベンゲル監督の非凡さは、アーセン・ベンゲル著『勝者のエスプリ』を読んでも伝わってきますし、その後のアーセナルでの活躍からでも分かるのですが。まさに”知将”。

著者のストイコビッチに対する思い入れが、迫る。むむむ、DVD欲しくなっちゃうなあ…買っちゃおっかな?


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